Pensamiento

- el hombre es una caña que piensa -

お知らせ

2022年3月から新生活が始まるのを機に新しいブログに引っ越しました。まだ色々いじっている最中ですが、そちらで新しい活動などをお知らせしていきたいと思います。

こちらのURLへ引っ越しいたしました↓

Casa-Akaishi https://casa-akaishi.life/

少しでも知ってますか?老人介護のこと、認知症のこと

ということで、今日はこんな見出しで始めていきたいと思います。
皆さんは介護について、認知症については少しでも知っていることはありますか?
「介護ってたいへんだよね〜」
「物忘れのことでしょ」
と、よく聞かれる声の一部です。

そして、これは聞いた事がありますか?

「3K」

  • Kitui - きつい 
  • Kitanai - きたない
  • Kyuryougayasui - 給料が安い

よく作ったよなぁと思う言葉ですが、仕事で「ドクターK」の栄冠を手にしていいのは野球のピッチャーだけです。って古いかwその前に分かる人少ないよねw ドクターKの話はまた別の機会に取っておくことにしましょう。

今日は介護、認知症について専門的な知識を知ってもらおう!という話ではないです。先日、介護についての話題がのぼって、今から書く事は知らないだけで、けっこうあることなんじゃないかと思ったので、一緒に考えてみませんか?

仕事にかまけて、介護を一人に任せてしまっていませんか?

これは親戚がそばに住んでいて、いつでも家に見に行けるという状態地方であることなのかもしれません、今の時代一概には言えませんが、大抵は旦那さんが仕事をしていて、家にいる奥さんに介護を任せっきりにしている。そんな現状が多いのではないかと思います。
介護が必要な方の状態にもよりますが、介護の仕事しているので自分からしたら、一人見るってのはかなり大変だってことは分かります。肉体的にも精神的にもです。
どんなに温厚で、素敵な精神の持ち主でも、きっと一人で見なきゃいけないとなるとストレスは溜まるし、場合によっては手が出ることもあるかもしれません。
また、ニュースなどでもよく耳にしますよね。やはりそうなってしまわないためにも、介護の問題には”家族全員”で取り組むべきだと感じます。場合によっては近しい親戚、結婚して離れて暮らしている家族がいたら、その方も一緒にそのことについて話をしていくべきだと思います。
なぜなら、あとになって「そんなの聞いてないよ!だれがやるの?」なんてことが往々にしてあり。家族間でもめるというのは、家族にとっても不幸だし、そういうことを見たり、聞いたりしている介護が必要な本人が一番悲しいはずです。

おじいちゃんのこと?自分のこと?本当はだれのこと心配してるの??

周りを見渡すと、まだ認知症や介護に関する知識が不足しているだけでなく、偏見があるのではないかと思う事があります。
特に自宅で介護職員を入れないで、家族が介護をしている場合です。
介護している本人は気づかないかもしれないのですが

  • 自分の親がそんな病気(認知症)になるはずがないという思い込み
  • いつでまでも健康なままの姿をみていたいという思い
  • または病気の知識が少ない

いろんなことが重なって、その場その場の対応をして見てきているんじゃないのでしょうか。見ている本人もきっと一生懸命にやっていると思います。
でもそこにはこんな思いも隠れているんじゃないかと思います。

  • 施設に入れたりなんかしたら、周りに何て思われるか分かったもんじゃな。
  • 最後まで私が見てあげなきゃ。
  • 家に家族以外の人が入るなんて。。。
  • こんなに一生懸命みてる私ってすごいでしょ

日本全国の家庭でこういうことがある分けじゃないと思いますが、こういうマインドを持つ人は少なからずいると思います。こういう事を考えること事態悪いことではないですが、そいうことを思ったまま、一生懸命介護をしても、

それは本当に介護されている本人の幸せを考えているのでしょうか?施設にも入れてないし、介護員の力も借りずにこんなに一生懸命やってる!っていう自分にばかり目が向いていないでしょうか?

介護に取り組むときには、というより、何かに取り組むときにはどこに意識をフォーカスしているのかを疑う必要があります。大抵自分に意識が向かいすぎることが多いので自分自身も気をつけていきたいところです。

じゃあどうしたらいいのよ!って話

じゃあ施設入れたら幸せなのか、介護職員の力をかりたら幸せになれるのか?と言われた、「そうですね、きっとなれますよ^^」
なんて簡単に言えません。
介護される人にとっての、その後の最上の暮らしの形というのは人それぞれだからです。でも、介護される人のことを本当に考えた選択ができたら、本人も家族も、そこに関わる人達にとってもハッピーな選択であると言えます。
そのためにも、そのような問題を抱えた方々には、介護に関する知識、認知症に関する知識が必要だと感じます。資格を取得するくらいの専門知識は必要ありません、でも、良い選択をするためには少しは知識をもっていなければなりません。
医療の発達と共に長生きする事が普通になっている世の中だからこそ、認知症になる高齢者も増えてくると予想されます。

平成25年2月1日現在 65歳以上の高齢者数は4659万人 全人口に占める割合にして32.6%という数字が出されています。
統計局ホームページ/人口推計/参照
認知症高齢者の人口は、あるデータで2025年には320万人を超えるとも言われています。

これから自分の親がそういう状態になるかもしれないということを認識するとともに、今現在そういったことと関わりのない家庭の人達にも介護、認知症に関する知識は必要不可欠なのではないでしょうか?

いろんな本が出ていると思うので興味が湧いた方は少しでも目を通してみることをオススメします。以下のような本は簡単に読むにはいいかもしれませんね。