Pensamiento

- el hombre es una caña que piensa -

お知らせ

2022年3月から新生活が始まるのを機に新しいブログに引っ越しました。まだ色々いじっている最中ですが、そちらで新しい活動などをお知らせしていきたいと思います。

こちらのURLへ引っ越しいたしました↓

Casa-Akaishi https://casa-akaishi.life/

キューバへ長期で留学、の前にやっておくこと お金編 その2

「決意の日」と「一年間で留学資金を貯めた方法」

自分のダンスの師匠でもあるKEIさんとの出会いから、キューバサルサの面白さに目覚めて、しばらく経った日、自分はその日が「決意を決めた日」だと思っています。

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そう、2011年10月2日(Facebookで確認)の岩手のサルサグループ・Casa de la salsa Morioka Club主催のSON四郎ライブに行ったときです。

www.geocities.jp

SON四郎:日本人4人でキューバのソンを演奏するグループです。

www.facebook.com


そのグループのボーカルリストであるMakotoさんと話しをしているときにふと自分の口が

キューバに行ってダンスの勉強したいんですよ〜」

なんて言っていました。「自分ってそんなこと考えてたっけ?」と不思議に感じていたのでよく覚えています。そこから「自分はキューバに行くんだなー」なんて思い始めて、留学資金のことについて考え始めました。

当時は貯金もなく(今もないのですが...)、「今の仕事(介護)を続けていては短期で留学資金は貯められない、別の仕事を探さないとな、、、ん、そしたら今の仕事辞めないといけないじゃん!」とは思ったのですが、10月、11月ともう少しで年度が替わる時期が迫っていたので、すぐ辞めるのは会社に迷惑がかかる、というか引き継ぎなどもあったので、上司には「1年後の4月には辞めます」とだけ伝えて、その間、留学資金がいくら必要なのか、次の仕事どうしようかなどを考えていました。
前回の記事のようなことですね。 

pensamiento.hatenablog.com

お金を貯めるにはどんな状態に自分がいたら良いのかを考える

まず考えたのは、単純に「給料が高い仕事」です。
でも、自分の能力で働ける給料の良い仕事なんてたかがしれてるので、ただ高い給料がもらえるだけじゃだめで、いかに安く暮らせるかを考える必要がありました。

そこで、一番お金の掛かる

「家賃とそれに付いてくる光熱費などの固定費」

をいかに抑えるかを考えました。

普通に一年間家賃を払い続けたら、いい出費になります。月に安くて4万円払うとして(田舎の場合)、12ヶ月払い続けると約50万円。これが全部自分の留学資金になったらとても大きいですよね。というか、お金を貯めているときに、50万円もしくはそれ以上の出費は痛い。
実家などに住んでいたら、払わなくても済むかもしれませんが、自分が働ける状態なら払うものだと自分は思うので、実家から通うという選択肢はありませんでした。また近くに稼げるような場所がなかった。
お家の人に協力して貰えるなら、その限りでもないと思います。自分のやりたいことを語って協力して貰うのも一つですね。

ということで

「給料が高い仕事で、なおかつ家賃など払わず住む場所がある」

ことを条件に考えていました。当時はそれが最善の方法だと思っていました。

お金を貯めるためにしようと思っていた仕事 2つ 

そこでまず思い浮かんだ仕事は、以前に地元の友人に聞いていた

「イカ釣り漁船での仕事」

彼の実家は漁師をやっていて、どのくらい稼げて、どのくらいキツイかを聞いていました。あとは、一度船に乗ってしまえば生活費はほぼかからないし、遊びにも余りいけない、というかほとんど時間がないらしい。

これはお金を掛けずに生活ができて、給料がもらえる!なんていい仕事だと思いました。

その仕事の辛さなんて想像もせず...

そしてもう一つは、

「自動車工場の季節社員」

新聞広告や折り込み広告なんかでも良く募集しているのをみましたし、求人募集雑誌でもよく見かけていました。

「会社の寮に住みながら、稼ぐ 月収○○万円」

寮費が「1万円」や「無料」の自動車会社の募集もあり、これも「生活費を抑えられるな」と候補の2つ目に入れておきました。

どっちをやろうか迷っていたのですが、ここでも自分の気持ちがワクワクする方を選ぶことにしました。それがいつも自分をいい方へ連れて行ってくれる気がしていました。

お金を貯めるための仕事 その1 「イカ釣り漁船で働く」

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ということで、こっちの仕事に自分はときめいたのでさっそく友人に頼んで仕事があるかどうか探してもらいました。
彼は2つの漁船をオススメしてくれたのですが、もちろん給料のいい方を選びました。

結論から言ってしまうと、1ヶ月でこの船から下りてしまうことになるのですが...

ちなみにイカ釣り漁船はどのくらい稼げるのかと言いますと

給料:300,000円/一月見習い期間 250,000円

です。
これはその時、一番いい給料を払っている船でした。その他の船は20万円、25万円というぐあいでした。
同じ仕事で自分が働けるなら、給料がいい方を選びますよね?

これだけみるとまぁまぁ稼げるなあと思いますよね。それが仕事内容と見合うと思うなら是非チャレンジしてみてもいいのかもしれません。

自分が乗っていた船は船長、ベテランの漁師Yさんと自分の3人で、中型船は通常このような編成になっています。

それでは、どんな時間割で働いてるのか、簡単に紹介してみます。

 イカ釣りの漁師の1日

  • 5:00 ( 6:00 ) 起床・前日に箱詰めしたイカを港に荷揚げします。
  • 7:00 荷揚げ後、魚倉に箱詰め用の氷1~2tをつめる。その後、沖へ向けて出発
    漁場によるが3〜4時間沖に走る。その間に朝ご飯を作って食べたり、発砲スチロールの箱、200~300箱に氷を詰めて叩いて、イカを入れる準備をしておく←これがなかなか大変!

    めちゃめちゃイカが釣れて、漁をしている最中に足りなくなったらまた大変、そうなると甲板は戦争と化す。自分とYさんで、イカを詰める役、箱に氷を詰める役に別れて、時には協力しあい、新鮮なままイカを箱に詰めようと努力します。
    イカは(というより船長は)待ってくれません、どんなに甲板が忙しくても、死ぬほどイカが釣れて自分達の手が回らなくなっても、叱咤(激励...はほとんどありません)ばかり、鬼軍曹でした。

  • 10:00 (11:00) 沖に到着、漁開始。船長が船を操縦し、漁場まで移動しイカ釣りロボットを操縦します。乗組員は釣れたイカを箱に詰めたり、針が絡まったときにそれをほどいたりする作業がメイン。その他もろもろ仕事はありますが大体の流れがそんな感じです。

  • 19:00 ( 20:00 ) 漁終了、帰港。またはそのまま「夜イカ」といって、電気を付けて夜通しイカ釣りをしたりします。昼の釣り方と夜の釣り方は違い、昼はソナーでイカの群れを追いかけて漁をしますが、夜は潮の流れに船を乗せて、船の明かりに寄ってくるイカを釣るという違いがあります。

  • 24:00 (時にはもっと遅く) 港へ到着。帰ってくる間に夕食を食べたり、シャワーを浴びたり、浴びれず塩まみれのまま寝てしまったり、その日の漁の成果によって、早く帰ってこれたり、遅くなったりと不規則です。
    寝てまた5時に起床。時には4時に起こされたり、船長の命令一つです。

イカ釣れてありがたいが、釣れるほどに地獄みる


北海道とある地区のイカ釣り漁 - YouTube

これは小型のイカ釣り漁船で、イカ釣りロボット4台(1台にドラムが2つ付いてます)ほどで作業は1人か2人でやってますね。自分が乗っていた船には左右6台(か5台)、後ろに1台で11~13台を2人で作業していました。

イカは釣れるときは際限なく釣れてきます。そうなったら地獄です。。。2人でどうにかこうにか協力してその地獄を切り抜けるしかないのです。イカを詰めてる最中に、イカ釣り針同士が絡まったら、箱詰めを中断してそれをほどきに行かなきゃいけない、初心者にそれをとくのはかなりの難題で、普段はベテランのYさんに任せるのですが、潮の流れが悪いと、12台のイカ釣りロボットについてる針がほぼすべて絡まり大惨事。しかし自分は遅いし要領が悪い。

そんな時にもYさんほどきき方を教えてくれたり、彼が自分に仕事の仕方を教えてくれました。Yさんは厳しい人でしたが、初心者の自分に漁師の仕事を教えてくれました。船長は怒鳴るばかりでしたが、Yさんは厳しさも優しさもある職人で素晴らしい人で彼がいなかったら、たったの1ヶ月ももたなかったかもしれません、そのぐらい尊敬できる人でした。

ほんとにイカ釣り漁の世界は厳しいものです。かなり重労働で体力が必要だし、イカが釣れた時の長時間の作業を乗り切る精神力も必要です。1年乗ったら超人になれると思います。
実際Yさんは超人でした。毎日睡眠3時間ほど(本人いわく、余り寝れないらしい)で自分と同じくらい動きます。漁師歴40年のおじさんで仕事に慣れてるとはいえ、超人的能力に自分は驚くばかりでした。

とほとんど良いことがないように見えますが、早朝の海の美しさや、仕事が終わった後の半端無い疲労感と達成感は他の仕事では味わえないものだと思います。それに、毎日新鮮なイカが食えます。もうイカなんて見たくない!って思うほど...笑

一ヶ月しか仕事をしていない自分は何も言う資格はありませんが、その後、Yさんも1年間続けることなく船を降りたと、そして、船長も解雇された...と、仕事を紹介してくれた友人が教えてくれました。
(家族で○○丸という船を経営して、船長(息子)は雇われ船長として働いていました。)

イカ釣り漁船で働いて得たもの

以前働いていた人も一年もたなかったり、一年働いたけど、その次の年も継続してその船で働きたいという人もいなかったので、毎年求人募集が出ていました。
他よりも高い給料で、それでもそこで働きたいという人がいなかったのは、どこかに問題があったからで、どんなに仕事がきつくても、安心して働ける環境や人が良ければが仕事を続けると思います。

特にイカ釣り漁についていえば、仕事がキツイのが前提で、何をよりどころにするかっていったら、共同生活をしている乗組員ぐらいで、24時間のうち一緒にいる人がどういう人物なのかっていうのはかなり重要だと思います。他の仕事なら、1日の仕事が終えたら「はい お疲れ様でした〜」と会社から離れて、いったん感情を切り替えることができる。
しかし、船の上ではそうもいかない「一緒に船の上で働いていく人達」ってのは「一つ屋根の下で共同生活をしていく家族」に等しい存在だと思う。そんな人が尊敬に値しない人や不信感をもたせるような人で、協力したい、助けたいと思えるような人じゃなかったら、一緒に働いていくのは難しい。

船の上では、船長を反面教師に「人の上に立つ人はどんな人物であるべきか」を、Yさんはどんなキツイ時も馬鹿な話をしたり、励ましてくれたり、いつも厳しく優しく、仕事を教えてくれた。ご飯は2人で作って、一緒に食べて、昔の面白話や、自分の話を聞いてくれたり、仕事と共同生活を通して、自分にとっていい親父(オヤジ)、男を教えてくれた。
仕事を途中でやめてしまうことについては、特にくやしさはないけど、もっと長く彼と一緒に働いて漁師について生き方について勉強したかったの、それが叶わなかったのが残念だった。

長くなったけど、何かをすると必ず何かしらの学びがあって、いつもそうやって成長してきた。いつも何かしら考え、何かを学ぶ、そのスピードは人それぞれだ、だから焦らなくてもいいはず、人は人、自分は自分「おれの時代は」なんて言われたら「そうだったんですね〜!」と聞いててそれも学びの機会とするのが良し。

2つ目の仕事は次回に続く。

ここまでに手に入れた資金250,000円

漁師について知りたい人にはこんなページも

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沖合イカ釣り漁 - 漁業の紹介 | 漁師.jp:全国漁業就業者確保育成センター

あわせて、求人募集

漁業求人情報・支援制度 | 漁師.jp:全国漁業就業者確保育成センター

キューバへ長期で留学、その前にやっておくこと お金編 その1

キューバへ行こうと思い立ったけど何をしたらいいか?

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さて、いざキューバに留学したい!旅行に行きたい!という気持ちが高まってきたけど何から手を付けたらいいか、迷うところですね。
短期の旅行なんかは準備も少ないし、家を空けることにたいしてそれほど心配はないですよね。

でも留学の場合は、短期の場合もありますが、1年〜数年になったりする場合もあると思います。そうすると、日本から出る前にやっておいた方がいいことや、長期間海外に居るための準備が必要になってきます。

  • 留学費用はいくらか?
  • 何持っていったらいいんだろ?
  • パスポートの取得はどうしたらいいか?
  • ビザは必要なのか、どうしたら取得できるのか?
  • 航空券はどこで買うのがいいのか?
  • 役所への諸々の届け出しなきゃいけないのか?
  • 携帯を持ってる人は契約を解約するのか継続するのか?
  • キューバに行ったらどこに住んだらよいのか......etc

考え出すとやらなきゃいけないことがどんどんと出てきます。

もしかしたら、ここに書いていく情報を全部見たとしても不安がとれない人もいるかもしれません。
自分も出発前にはネットで調べたり、キューバを知ってる人に質問したりして、いろいろな情報を集めました。

それでも、行ったとがないんだからやっぱり不安はとれません、結局たくさん情報を集めたところで、それは「人から聞いたこと」には変わりなく、誰かのフィルターを通ったものでしたかないものなので、自分の不安を解消するものにはならず、不安はいつまでも残るものです。

何をするにも「不安」はつきもので、それは「ワクワクする感情」と一緒にやってくるんだと思っています。何かしたい!と思ったときはいつもワクワクしますよね?それと同時に解決しなきゃいけないこと「不安要素」が目の前をふさいでいく。

しかし、少しでも自分の中に「ワクワクしている気持ち」を感じられたなら不安は横に置いて、前に進むことです。
「不安」という要素は自分のワクワク度を測るバロメータだと思ったらいい。
ワクワクするものほど、解決しなきゃいけないことを同じくらいたくさん持っていて、それを達成できたときには大きな満足感を得られるはずです。

ということで脇道にそれちゃいましたが、本題に移っていきましょう!

留学費用はいくらぐらいになるのか考えよう

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ココを見てる人はもう準備出来てるよ〜って人かもしれませんが、まずはそう「お金」について考えていきます。

そこで、自分が費用をどう捻出したのか、いくら持って行って、それで足りたのか、何にどのくらい掛かったのか、海外留学中のお金の思わぬ落とし穴(自分の場合)について書いて行きます。

1年間のキューバ留学に必要な予算

まず、自分はキューバでダンスの勉強とせっかくなのでスペイン語の勉強(語学はついで)をしたいと思っていたので、その費用や住居費、生活費、旅費などを考えていきました。
出発前は1CUC=102円(CUCはキューバの通貨でセウセと読みます)だったので、それに合わせて計算していました。現在は1CUC=124円で、海外留学にはキツイ時期です。

  1. 居住費:569,160円  450CUC / 1月 × 12ヶ月
    カサ・パルティクラル(ホームステーのようなもの)に泊まる予定だったので一月450CUCで計算して、円に換算してそのぐらいを考えていました。

  2. 生活費・雑費:100,000円
    キューバでの移動費(タクシー、バスなど)、昼食費、イベント費とありましたが、必要最低限の生活をしようと思って、生活費はかなり低く見積もっていました。

  3. ダンスレッスン費:312,000円  15CUC / 1週間に4回1時間
    ダンスレッスンは週に4回、1回の受講時間は1時間として考えていました。

  4. 語学学校レッスン費:97,920円 240CUC / 1クラス・3ヶ月間 × 4クラス 
    最初はISA(国立芸術大学)のスペイン語クラスが一番安いということでそこに通うことを考えていました。

  5. 往復の航空券:300,000円
    トラベル・ボデギータでチケットを購入しました。あまりよくない方法みたいですが、一番安いチケットを買って、帰りのチケットを使わずに、また現地でチケットを買って帰ってこようと考えていました。なので正確には15万 + 15万となります。

  6. 借金の返済:???円
    留学費用に含めるかは微妙ですが、これ重要ですw 借金の返済を済ませてから飛び立ちましょう。

  7. 日本に居ない間に発生する費用:150,000円
    自分の場合は、サーバー代、2013年度分の所得税(親に渡しておく)だけだったのですが、途中でなぜかサーバー代が引き落とされなくなってしまい(口座の残高不足?)日本にいる方に代わりに支払ってもらいました。帰ったら返済します....

ということで、トータル 142万9080円+借金以上 を稼ぐ必要がありました。

実際にキューバに出発するときは現金が手元に152万円ありました。(最後は家族にもお金を借りたのでそれも含まれてます。これも帰ったら返済。。。)
滞在中に掛かる費用としては1,2,3,4、5(15万円)となって、合計すると152万円ぐらいになるので計算はあってると思います。

留学費用は計算して、目に見えるカタチに

じゃぶじゃぶお金を使えるだけ持っていればそんな必要ないのですが、自分のようにお金を貯めるところからって人は留学費用がいくらぐらいになるのか、ざっと計算した方がいいと思います。このぐらい必要なんだ!と自分の目に見えるカタチにしておいた方が、あといくらで目標金額が達成できると、いつも目標との差をはっきり意識できます。
その金額はどのくらいでの日数で稼ぎ出せるのか?それを1年間で稼ぎたいなら、給料がこれぐらいの仕事をして、毎日どのくらいの生活費を使えるのかまで、細かく決まってきて、目標を達成しやすくしてくれます。

お金を目標なくただ貯めるのは難しいかもしれませんが、何かにお金を使うために貯めると案外楽ちんです。お金はなくなっちゃいますが、自分の人生の糧になるものにならドンと投資する方が、貯まってるだけよりもいいのかもしれません今の時期は。
というより、お金の使い途は人それぞれなので、自分を豊かな気持ちにさせてくれるもの使えたら一番いいんじゃないかな。

大きな目的をもって、目標を達成して目的に到着するころには、また新たな目的ができて、目標をたてての繰り返しが続いている。それが人生なんですかね。

キューバでダンスの勉強をしたいという目的を達成するために、お金をためるという一つ目の目標を、ある手段をつかって達成する。

ということで、次回「何をして留学資金を準備したのか」に続きます。

ダンス留学&スペイン語語学留学 体験記 EN キューバ

キューバ留学体験記の目次:
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1年間のキューバ留学の体験を綴っていきます。長くなるか、すぐ終わるかは分かりませんが、興味のある方は読み進めてみて下さい。

0.キューバ留学まとめのはじめ

pensamiento.hatenablog.com 

1.キューバへ旅立つあなたへ

pensamiento.hatenablog.com

 2.キューバ共和国 Republíca de Cuba

pensamiento.hatenablog.com

3-1 .キューバへ長期で留学、その前にやっておくこと
お金編 その1

pensamiento.hatenablog.com

3-2.キューバへ長期で留学、その前にやっておくこと
お金編 その2

pensamiento.hatenablog.com

 3-3. キューバへ長期で留学、その前にやっておくこと
お金編 その3 

pensamiento.hatenablog.com

 3-4. キューバへ長期で留学、その前にやっておくこと
お金編 その4

pensamiento.hatenablog.com

 

キューバ共和国 Republíca de Cuba

キューバに行こうとしている人なら、キューバがどこにあるかはもう知っているとは思うけども確認しておきましょう。

北米大陸と南米大陸の間、カリブ海に位置する国でカリブ海に浮かぶ島々のなかでは最大の大きさです。
余談ですが、キューバのカタチは、カイマン(ワニ)が横たわったカタチに見えるらしく、キューバサルサの歌の中にも登場する。ちょっと自分にはどう見ても想像がつかないんですが。。。



キューバは本州の半分ほどの大きさで、ハバナを拠点に観光をするならバスや車を利用すると、東端までたどり着くのには20時間くらい、1日あれば端から端へたどり着くことができる。

自分もダンスの勉強の合間に、現地で知り合った人達と、元はキューバの首都であったキューバの東に位置するサンティアゴ・デ・クーバや、その近隣の県、バラコア、オルギンなどにも旅行をした。
1週間でキューバの東側の街を旅行するという、強行スケジュールだったけども今は楽しい思い出になった。そのことについてはべつの機会に触れていくことにします。

ということで、1週間で回れてしまう(忙しいですが)キューバなので、実際に車やバスで回ってみると、それほど大きな国じゃないという感じがします。

キューバのそれぞれの街はさほど大きくない、観光地を回る程度なら1日や2日あったら見て回るには十分すぎる時間だと思う。それでも、曜日によって見られる場所やショーなんかあったりするので、実際はもっと時間が必要になるはずです。



日本からキューバまでの時間は、エアカナダを使うと成田→カナダ・トロン経由で、20時間。
他の国に行ったことがないので遠いのかどうかはわからない。20時間やそこらで地球の裏側までたどり着いてしまうのだから、時間を尺度に世界をみたら、あんがい地球は大きそうに見えて、実はそれほど大きくないんじゃないかなんて、錯覚してしまう。

そう見ると遠い異国の地も「数時間で行ける隣の街」のような感覚になって旅なんて簡単さなんて思えてくるのは自分だけだろうか?
日本でも青森から九州は長崎まで車で旅行したことがあり、その時は、昼夜車を走らせて24時間ほどで行けました。(子供のころの話なので自分の親が交代交代運転してましたが)

それに比べたら、キューバに行くのは九州に行くよりも簡単(短時間)で「あれそんなに敷居は高くないゾ」なんて思えてくる。

と話はそれましたが、キューバ共和国の人口や成り立ちについては、ここで書くよりもWiki Pedia などの方が詳しく載っているのでそちらを参照してみるとよい

キューバ - Wikipedia

キューバという人の中で、新たな自分を発見する 

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世の中は、様々な技術が発展して移動が早く楽になり、インターネットがさらに人と人の距離を縮め、繋がることが簡単になってきている。便利だけど、ときどき煩わしく感じたりもする。

キューバでも携帯電話を持つ人が増えてきていて、街を歩くと音楽を聞きながら歩いたり、電話をしたりメールを打ったりしている。Cubacel(キューバの唯一の携帯電話会社)には毎日行列が出来ているし、全員が携帯購入希望者ではないけど、プリぺイドカードを買うために並んだりと、携帯電話が一般層にもだいぶ普及している。

今こうしてブログを書いて、インターネットの恩恵に授かってるけど、キューバに居ると、携帯なんて、こんなに遅いインターネットにお金払うのはもったいないし、無くても生活に困らないんじゃない?と思う機会が多かった。

彼らからしたら、日本などの技術が発展した国々には大きな憧れがあるんだとは思う、怒られてしまうかもしれないけど、自分からしたら今のままのキューバであって欲しいなんて思う。どこかのんびりとした空気と人が溢れる街。日本では信じられないほど気さくに話かけてくる人達、まぁ時々腹立たしいこと言われたりもするけど、そんな人達がキューバという空気を作り出していると思う。

そう思うのは、自分が多少恵まれた日本という国の、普通の家族の家に、五体満足に生まれたからそいういえるんだというのは、もう一人の自分が知っている。

人生のこの時期に、キューバという国に行けたことは、自分を知るいい機会になった。ネットでも外のことを知ることは出来るし簡単だけど、やっぱり実際に体験してみて自分の現実になる。

留学や旅、どんな理由でもいいと思う「ただ行ってみたい!」それだけでも理由としては十分なんじゃないか?自分の国をでることに臆病になっているなら、とりあえず行ってみるのがいいと思う。
一度出て、そこに行ってしまえば、それが日常になる。ハバナだって毎日住んでたら、地元もかわりない。って感覚になる。溶け込むことで、見えてくる自分との違い。
留学や旅はそれを感じるいい機会を与えてくれるものなんだということを実感しました。

ってことであまりキューバ自体の紹介にはなっていませんが、詳しいことはキューバ - Wikipediaでw

キューバへ旅立つあなたへ

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さて、今まさにキューバに行こうと決意して、準備を始めた人に向けてこれらか、少しずつ書いていきます。きっと今はたくさんの不安を抱えて、いろんな情報を集めていると思うけど、古い情報や、ホントか!?と思うような情報、いろんなものを見ているかもしれない。

でも、今、この記事を書いている自分も、出発前は同じ気持ちで、同じように準備していました。まぁワクワク半分、ドキドキ半分、そのくらいの気持ちでいた方が心にはいいかな。

これらの記事があなたの不安を減らすことに役立てたなら嬉しく思う。 2014年3月31日に日本を出国するために、数ヶ月まえから準備しだして、いや正確にいうとそれよりも1年も2年も前から考えて、その日に行こうと決めたときから、準備は始まったのだけど、自分も留学前はとても不安だった。

「何が必要で、何を準備したらいいのか」
「大学は?ビザは?住む場所は?」
「お金はどのくらいかかるのか?」

キューバへの留学経験がある知り合いの方々にアドバイスをもらったり、ネットでいろんな人達の留学体験を検索したりしながら、少しずつ自分に足りない情報を集めていったのを覚えてます。

ネット上にもたくさんの留学体験を書かれたブログがあり、それらの情報と合わせて、あなたが留学のための準備や、キューバに着いてからの流れをシュミレーションできるように、このブログの記事も役立つことができたら嬉しく思います。

それでは、ここの情報があなたのキューバでの生活に役立つように、不安を取り除けるような情報になるように、何回に渡って書いていくことになるか分からないけども、出発前の自分に戻って新たにキューバに行くつもりで書いきます。